ちくわぶろぐ

オタクがしてきた性体験のレポの置き場

手コキ風俗に行って男の潮吹きに挑戦しようとした話

 今回は本当に短めです。

 

 街には「顔」があります。

 そこで暮らす人、働く人、遊ぶ人……それらの人々がいる場所や建物が作る「顔」。

 人に作られた「顔」を持つ街はやがて、訪れる人を選んだりするようになります。

 思えば今年の5月に初めて風俗に行ったのもこの街でした。

 12月中旬とは思えない暖かい日差しの一方で、刺すような冷たさのビル風も吹く冬の土曜日。

 僕は風俗の聖地にいました。

 

 

 駅前のハンバーガーショップに行き、ちょっと腹ごしらえ。

 その店の定番バーガーとジュースをお腹に入れて、時間まで街をぶらつきます。

 以前来た時はお店へ直行したので、街の姿をまじまじと見るのはこれが初めてでした。

 繁華街とアパート街と大通りの明確な境目が無い街は、生活感に塗れ過ぎていて、あまり好きにはなれそうにありません。

 通りに面する喫茶店やドラッグストアの軒先を飾る、申し訳程度のクリスマスグッズでさえ、強風に煽られてどこか物悲しく見えます。

 田舎者の自分にはコンクリートジャングルでの生活は難しいみたいですね。

 

 閑話休題

 

 さて、今回行ったお店は手コキ風俗です。

 焦らされるプレイ、時間内に何度も射精するプレイ、シンプルながら色々なプレイが出来るお店ですね。

 お値段もぐーっとお安い物になっている感があります。

 

 今回も前日に予約をし、ホテルに入ってからお店への連絡をします。

 

 ホテル。今回は5月に行ったホテルと同じところにしようかなとも考えていたのですが、ツイッターのフォロワーさんが楽しいプレイをしたと話をしてくれたホテルにすることに。

 奇しくも僕が以前行ったホテルの裏にあったりして、なんか人と人との繋がりって不思議ですね……。

 

 ホテルに入り、タッチパネルで部屋を選んでいると、ロビーのエレベーターから男女が下りてきます。

 ノーネクタイのスーツ姿の男性と、落ち着いた冬のコーデに身を包んだ女性がいちゃつきながら部屋のキーを返しに受付へ。

 なるべく見ないようにしながら、この2人は「ただの嬢と客」か、「金曜日からの夜を超えた恋人同士」か……なんてことを考えて、ちょっと興奮していました。

 で、まぁ、続いて受付で料金を払いキーを受け取り、部屋へ向かいます。

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 お店へ電話をして、15分ほど待つことに。

 やっぱりこの待ち時間というのは未だに慣れないです。

 いても立ってもいられないというのはきっとこういうことなのでしょう。

 不安、期待で胸や頭がぐちゃぐちゃになって、緊張で胸がドキドキしてしまう。

 スマホを触っても、ちょっとした体操や深呼吸をしても緊張が止まらない感じ。

 僕が童貞じゃなかったら、こんな緊張はしないのかなーなんて思ったり。

 で、まぁ、そんなこんなでウロウロしたり部屋の調光をしていると、扉がノックされます。

 はーいと扉を開けて、指名したAさんを迎え入れます。

 スラリとしたお姉さん、といった感じのAさん。

 お互いに挨拶をして、渡された問診票(お互いにやりやすいように、ってことなんだろうけど、こういうシステムってメジャーなのでしょうか?)を書きます。

 で、その後、ちょっとした注意事項の話と問診票を見ながらAさんが「〇〇はどういう感じで責められたい?」「××みたいな刺激や□□な言葉責めはどう?」みたいな、具体的なプレイの方針を2人で練って形にしていきます。

 その後、シャワーを浴びてくると、ナースコスのえっちなAさんがお出迎え。

 じゃあベッドに……となる前に、用意してきたナイロン紐とヒートテックをリュックから出します。

「?」となっているAさんに、

 

・腕を縛って欲しい

ヒートテックの柔らか薄々素材の上から乳首を責めて欲しい

 

 という点を説明します。

 OKだよと言われます(基本こういう所は普段使ってるグッズの持ち込み可が多いとか)が、笑われた後に「ヒートテックってどう使うの?」みたいな事を聞かれます。

 ヒートテックと言えば、あのサラサラな着心地が素敵なインナー。あの生地の上から乳首を弄るととても気持ち好いんですね。

 みたいなことを、ちょっと熱っぽく語って引かれてしまいます。

 

 で、まぁ、その、紐を渡して、ヒートテックを着てからベッドの上へ。

「うつぶせになって、足を開いて」

 言われるがままにカエルの標本のような体勢を取ります。

 僕の両足の間に座すAさんが、太ももにクリーム(乳液?)を塗り塗りして、マッサージを始めます。

 内股へ肌をぐっぐっ、と押すように揉んだり。

 トントントントン、と大腿全体を震わすように叩いたり。

 緩急を付けた動きは右から左の順番で。

 これがものすごく気持ち良くて、若干眠気さえ覚えてしまうほどに良かったですね。

 まぁ、で、このマッサージは単にリンパとかに作用するいわば「射精への下準備」みたいなものです。

 

 マッサージが終わると、四つん這いになるように言われて。

 お尻かな? と思っていると、まずは足の先からゆっくりと撫でられていきます。

 足裏からくすぐったさがじわじわ上がって行き、お尻の方へ。

 触れるか触れないかくらいのフェザータッチで玉袋をさわさわ~とされると小さく声が出てしまいます。

「お尻、剃ってきたの?」

 唐突に聞いてくるAさん。

 僕はえっちなお店に行く時は必ず胸、腹、乳首、玉袋、竿、尻の部分をツルツルにしていくので、「はい……」と小さく答えます。

「きったないお尻見られて気持ち好い?」

 言葉と共にお尻や蟻の門渡りを撫でられるゾクゾク感で、はい、はい、と言葉を絞り出すのがやっとです。

 しばらくすると、仰向けになり足を開くように言われます。

 ここまでくると初めから少なかった羞恥心なんてものはキレイサッパリ無くなっているので、みっともないくらいおっぴろげます。

 ここでも少しくすぐられますが、すぐにちんちんに手がいきます。

 が、ちんちんを愛撫する手つきはどこまでも優しく、気持ち好さとじれったさが混じったものでして。

 ちょっとでも気持ち好いことを伝えたり、喘ぎ声を上げてしまうと強い目力でにや~と笑いながら手を止めてしまわれます。

 途中途中でローションを追加するのですが、その量も多すぎず少なすぎず、という感じ。

 あまり多いのは僕は好きではないので、その絶妙加減が素晴らしかったです。

 

 少しするとAさんが脇(ベッド上、Aさんの横にタオルやらローションのボトルやら色々準備してある)から、何か布を取り出します。

「亀頭を責められるのが初めてだっけ?」

 みたいな感じで再確認するAさん。

「じゃあガーゼよりストッキングの方が刺激は弱くて良いかな」

 確かにそっちの方が網目は細かい……なんて思いながら、ストッキングを手ごろなサイズに切ったもの(ちなみに大好物の黒ストでした!)にローションを塗すAさんを下から見ます。

 準備が終わり、Aさんが軽く、本当にかるーく亀頭にストッキングをさら~っと乗せて移動させます。

 ビリビリと感電したような感じがこそばゆいですね。

 ちんちんを扱きつつ、さら~~っ。扱きつつ、さら~~っ。徐々に摩擦の刺激が強くなっていき、うめき声を上げたり、枕を抱きしめて何とか身体から快楽を逃がそうとします。

 

 そんな感じで出来上がってきた僕を見て、頃合いだと思ったのか、ここでAさんがナイロン紐を取り出しました。

 手を出して、ということで頭の上で両手首を縛ってもらいます。

 どのくらいの強さで縛るのかな、と思ってると割と強めにギュッと縛ってくれて。

 あ、これでさっきみたいに枕を掴んだりで出来ないんだ……手を使った快楽を逃がす為の行動が出来なくなるんだ……と思ったり。

 縛られた後、また焦らしと寸止めが始まります。

 ヒートテックにぷっくりと浮き出る乳首をカリカカリカリ……と指で刺激されたりすると、あっあっあ~みたいな声を上げてしまいます。

 片手でちんちん、もう一方の片手で右か左かの乳首。

 そんな感じでしばらく焦らされて、イキそうになると手をパッと放して意地悪な笑顔で「なんで勝手にイこうとしてるの~」なんて言われてしまいます。

 もう後半はごめんなさいごめんなさい、とずっと謝りながらイきたくてもイけないもどかしさに晒されていました。

 

 大分限界に近い僕を見て、再度ストッキングを取り出すAさん。

 左手で竿の根元をホールドし、右手に取ったストッキングで、亀頭を先ほどよりも強めに撫でていきます。

 これがもう本当に凄まじい刺激で。

 ちんちんどころか、腰全体が無くなってしまうのではないか、と思うくらいの気持ち好さとくすぐったさ。

 ベッドの上で海老反ってしまい、もう何も考えられない刺激。

「射精に及ばない快楽」とでもいうのでしょうか。

 身体をよじるとか、そういう「回避や防御の為の動き」が出来ない、ただただ絶叫するしか出来ないんですね。

 ストッキングが亀頭全体を擦っていくようになると、もう刺激が強すぎて頭の中が真っ白になってしまいます。

 さっきまで高まっていた射精の波が吹き飛ぶほどの別の気持ち好さ。

 この状態で嫌嫌と言うと、Aさんはにやにやと笑みを浮かべながら「じゃあやめちゃうよ?」とパッと両手を離します。

 ストッキング責めもすごく甘い辛さがあるのですが、この宙ぶらりんといった状態が非常に苦痛でしかなくて。

 僕の目を見てくるAさんに、ごめんなさいもっとしてくださいごめんなさい……みたいな懇願をして、また絶叫をさせられます。

 5分くらいですかね? よく分からないですが、しばらくするとAさんがストッキングを置くのが見えました。

 ここで「やっとイかせてもらえる」という気持ちになり安堵したのと、自分の目に涙があることに気付き、「今すごくひどい事をされている」という事を自覚し、ちょっとした興奮を覚えます。

 

 その後また手コキへ移るのですが、ここでAさんが「イきたい?」と聞いてくるので、はい、射精させてください、と必死に懇願します。

 ニタ~っとした笑みを浮かべた後、少しずつ手の動きが早まって行きます。

 心なしか握り方や握力も変わったような。

「イくとこ見ててあげる~」とAさん。

 その早い扱きに小刻みな喘ぎ声を上げて、そのまま射精します。

 もう、すごく気持ち好かったんですか、ちんちん全体が麻痺してるみたいで、射精したのに、射精がうまく分からないような感じでした。

 

で、そこから亀頭を手のひらでぐりぐりと刺激され、潮吹きへ挑戦。

 しかし、射精直後の亀頭は感覚がほとんどなく、「何かがちんちんの奥から上ってきそうな感じ」はあるのですが、実際に上ってくるまでのパワーがない……感じ。

「うーん、今日は駄目かもねー」

 というAさん。やっぱり難しいんですね……。

 事前に水分を「午後の紅茶」で取ったことを伝えると、紅茶はNGで、水じゃないと駄目と言われました。

これは凡ミスでしたね。

 

 で、その後、シャワーを浴びてお着替えしながら少し雑談。

 以前、「僕の性遍歴はウケを取れる」とネットの中の噂で聞いたので、試しに「初めてが人妻デリヘルで、その後色々なお店に行って、なんやかんやあって処女喪失したり、ひぃひぃ言わされたり」という話を振る事に。

……本当にウケが取れましたね。

 というか、「フェラしてみてどんな感じだった?」「結構大きくて咥えるのが大変ですね」「あー口開けるのきついよね」「あと、めっちゃ熱いです」「そうそうそう、分かる」みたいな、あるある話的な感じに。

 男女の相互理解の為にも、女性の気持ちを知るのって結構大事なのかなーと思ったり。

 

 

 で、まぁ、こんな感じで今回は終わりです。

 手コキ風俗で、嬢の方は裸ではなく、こっちからのお触りはNGというのは物足りなさもありましたが、「60分」ということでリーズナブルかつ、メリハリのある責めを楽しましたね。

 

 今年ももうすぐ終わっちゃいます。

……今年初めは「童貞卒業」を15年の目標に考えてたりしてたんですけどね。

 

 なんか正直、レポに飽きが来てる感はありますが、童貞卒業するまで&えっちなお店に行く限りは文量少なくても書いていこうかと。

 そんな決まりを自分に課すことで、えっちなお店にあまり行かない(節約的な意味も込めて)ように。

 

 とりあえず、次は姫始め的な風俗始めということで、どこに行こうか~と考えていたり。